何回かに分け ”ターゲットの理解” ということについて書きました。
「そんなことわかってるし、言われる前から努力してるよ!
それが、言うほど簡単に出来ないから大変なんだ!」
という声が聞こえてきそうですけど。
確かに、そんな簡単な事じゃないですよね、
ところで、私たち制作者にとっての対象の片方である、
メーカー企業を知ろうとする場合ですが、まずインターネットなどで
基本的な会社概要や提供しているサービス等を調べるところから入り、
一通り下調べをした上で、実際にその企業の中の人に、
「そんなことわかってるし、言われる前から努力してるよ!
それが、言うほど簡単に出来ないから大変なんだ!」
という声が聞こえてきそうですけど。
確かに、そんな簡単な事じゃないですよね、
ところで、私たち制作者にとっての対象の片方である、
メーカー企業を知ろうとする場合ですが、まずインターネットなどで
基本的な会社概要や提供しているサービス等を調べるところから入り、
一通り下調べをした上で、実際にその企業の中の人に、
どこに向かおうとしているか?どういう課題に向き合っているのか?
何が足りないと思っているのか?短期、長期の目標はなにか?などを
質問したりするという感じでしょうか。
これはこれで大切な情報ですが、まだ、知りたい事には辿り着けていません。
これはこれで大切な情報ですが、まだ、知りたい事には辿り着けていません。
それに、これだって、もしかしたら、型通りの表向きの話を聞かされているだけかも
しれませんし(笑)
そこで、何かもっと情報が出てこないか、更に根掘り葉掘り聞く事になります。
もしかしたら、それで「あ、そうそう、今、こういう事が出来ないかなって考えてて」
なんて話も出てくるかも知れません。
それはそれでチャンスには違いないし良いことなのですが、
私が書いてきた ”理解” のための情報とは違うものです。
実際欲しいのは、その企業の価値観や物の見方なのです。
中で働く人たちそれぞれが、どんな世界観の中で暮らしているのか?
自分の会社を、自分の仕事をどう見ているのか?どう感じているのか?
というものから 影響して型造られている、その企業の空気なのです。
人それぞれ違うとはいえ、同じ文化のなかで長い時間一緒に仕事をしている集団として、
従業員の価値観や物の見方には、なんなりかの共通項や似たような傾向を示す部分が
あると思います。そして、その共通項や傾向が、企業の特に理念などとして、
明文化されていない習慣や文化みたいな部分に、大きく影響しているはずだと
思うのです。
ではなぜ、このような情報が必要なのか?というと、
彼らと同じ共通言語で会話をしたり、提案をするためです。
そうです。共通言語というのは社内用語や専門用語のことではありません。
彼らが「今っぽい」と言ったとき、どんなものを指しているのか?
「かっこいいもの!」と言ったときどういうものを指しているのか?
「若者っぽい」と言ったときどんなものを指しているのか?
をちゃんと理解する必要がある
ということなんです。
対象の考えている事や欲しいものがちゃんと理解出来て初めて
「それだったら、こっちの方が」というお勧めや、
きめの細かい提案が出来るのではないか、
と
ここまできて初めて、提案者の知識やセンスがものをいうのでは
と私は思うんですよね。
どんなに素敵でセンスがよく、クールで素晴らしいアイデアだと
制作者自身が思っていても、受け手がまったく理解出来ない別世界の話だったら、
それは当然なんの意味もないことになっちゃいますもんね、伝わらないんですから。
発信者であるメーカー企業が、その対象である受信者(顧客/ターゲット)を理解する
ということも結局はそういう対象を包む空気を掴むことですよね。
そこで、何かもっと情報が出てこないか、更に根掘り葉掘り聞く事になります。
もしかしたら、それで「あ、そうそう、今、こういう事が出来ないかなって考えてて」
なんて話も出てくるかも知れません。
それはそれでチャンスには違いないし良いことなのですが、
私が書いてきた ”理解” のための情報とは違うものです。
実際欲しいのは、その企業の価値観や物の見方なのです。
中で働く人たちそれぞれが、どんな世界観の中で暮らしているのか?
自分の会社を、自分の仕事をどう見ているのか?どう感じているのか?
というものから 影響して型造られている、その企業の空気なのです。
人それぞれ違うとはいえ、同じ文化のなかで長い時間一緒に仕事をしている集団として、
従業員の価値観や物の見方には、なんなりかの共通項や似たような傾向を示す部分が
あると思います。そして、その共通項や傾向が、企業の特に理念などとして、
明文化されていない習慣や文化みたいな部分に、大きく影響しているはずだと
思うのです。
ではなぜ、このような情報が必要なのか?というと、
彼らと同じ共通言語で会話をしたり、提案をするためです。
そうです。共通言語というのは社内用語や専門用語のことではありません。
彼らが「今っぽい」と言ったとき、どんなものを指しているのか?
「かっこいいもの!」と言ったときどういうものを指しているのか?
「若者っぽい」と言ったときどんなものを指しているのか?
をちゃんと理解する必要がある
ということなんです。
対象の考えている事や欲しいものがちゃんと理解出来て初めて
「それだったら、こっちの方が」というお勧めや、
きめの細かい提案が出来るのではないか、
と
ここまできて初めて、提案者の知識やセンスがものをいうのでは
と私は思うんですよね。
どんなに素敵でセンスがよく、クールで素晴らしいアイデアだと
制作者自身が思っていても、受け手がまったく理解出来ない別世界の話だったら、
それは当然なんの意味もないことになっちゃいますもんね、伝わらないんですから。
発信者であるメーカー企業が、その対象である受信者(顧客/ターゲット)を理解する
ということも結局はそういう対象を包む空気を掴むことですよね。
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