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9月 05, 2012

時間との付合い方


前回書いたように、時間とムダの科学 (PRESIDENT BOOKS)という本を読んでみました。
ビジネスパースンの時間との付合い方に関する、大前 研一さんほか何人かの方の共著です。

この中で何人かの方が言っているのが、先ずは現在の自分の時間がどのように消費されているのか?をきちんと把握する事が重要だという事です。

確かに何事もそうなのですが、ゴール、目標を設定しそこに到達するための道筋を考えるには、先ずは、そこを目指す主体が現在どのような状況にあるのかを正確に把握する事がもっとも重要になります。当然時間に関する計画も同じということですよね。

前回、私は自分の時間に関して「これが何の時間、あれが何の時間と区切って捉えられない様な使い方をしている」そして、そのこと自体が「私の時間の使い方に関する問題の本質」ではないかということを書いています。
そして、この本に書かれている時間のムダに関する最大の問題も正にこの事だったのです。

この本の中には著者の方の一日のスケジュールがサンプルとしていくつか掲載されていました。
そのサンプルを始め例として出てくるものは、実はそんなに細かく何の時間と区切って分類してあるわけではありませんでした。
私の仕事に置き換えると“情報を収集する時間”“既存のお客様に関する企画や作業をする時間”“新規顧客の獲得に関する企画や作業をする時間”“雑務処理をする時間”“社内会議の時間”“社内の状況を把握する時間”ぐらいに分ける感じでしょうか?

まぁ、私の現状ときたらそれすらも区切るのが大変な感じなのではありますが。
それでも、出来ないと言って片付けてしまうのではなく、何とか区切れるように調整してみるところからやらないと、というわけですね。
これをやる事で、自分の今の時間がどのように使われているのか、何がムダだったのかが初めて分るわけで、そこがスタートですもんね。

7月 28, 2012

たかが、ちょっとした差

「このくらいの差は誤差の範囲」
私たちの仕事では特に色に関して、よくそんな事が言われます。

これは基本的に「そのくらいの差は普段人間は意識していない/差別化出来ない」という考え方から来ているのでしょうね。
ま、どこまでが誤差の範囲でどこからが違う色なのか?というのはありますが、人間はそんなに微妙な色の差が分らないんでしょうか。

確かにちょっと似通った二つの色を別々に見せられて違いが分るか?と言われても注意して見ない限りなかなかその違いをハッキリと答えられる人は少ないかもしれません。
しかし、その際、人の受け取る色の微妙なニュアンスからくる印象は無意識の部類も含め意外とはっきりと人に信号を届けているのではないかと思います。

いつも会う人の髪の毛の色が少し変っていても、もしかしたらその事には気付かないかもしれません。でも、印象として「なんとなくキリっとした」とか「なんか明るい感じ」とか、何か今までとは変わったものを感じてると思うのです。

本人から言われたり暫く経ってから「ああ、髪の色を少し変えたのか」となるかも知れませんが同時に「だからか」と思う事も少なくないのではないでしょうか。
要は認知するではなく認識するということでしょうかね。

色のちょっとした差は、意外と異なった情報を発信しています。
同じ “誤差の範囲” と思われそうな黄色でも発色の良い元気のいい黄色と、少し濁って黒ずんでいる色、若干明るく白っちゃけている色とは、やはり見る人に違った印象を与えます。

ですから制作者はそういう事にこだわるわけで、決して自己満足のためではないんです(笑)。

もちろん、こだわればこだわるほどコストもかかってしまいがちなのは否定出来ませんが、そのこだわりの金額の差で、もしかしたらそれ以上の損につながる間違った印象を人に与えてしまっている可能性も大いにあるんですよ。