6月 21, 2012

縄張り意識


縄張り意識ってすごいなぁと思います。

意識してやってる場合もあるでしょうし、逆に無意識に(本能的に?)やっている場合もあるとは思いますが、自身が “自分の領域” だと認識している部分を他人が少しでも侵犯したと思ったら、それが理にかなった意見だろうが、どんなに自分たちにとって得な提案だろうが、おそらくその意見が通る事はないですよね。

体面の方が大切なんでしょうね。

会社組織で領空侵犯めいたやりとりを起こさない為にはどうすれば良いんでしょうね?
多分社長に領空侵犯はないでしょうから、他部門の組織にまたがる問題については、社長自らがやるのが一番良いですよね、当然。
組織が大きすぎてなどの理由で「とてもじゃないけど全部を社長自らなんてできない、そうでなくても忙しいんだから」なんて場合には、社長の代理としてそのような業務を遂行する部署があれば良いでしょうか?社長直轄の部署になりますかね。

規模の大きさによる難しさは当然あると思います。また、人間のそもそもの本能というのでしょうか?そういった事も、このような事がおこる原因として有るんだろうなぁというのも想像出来ます。
ですが、例えそのような理由が多々あるにしても、というか、あるからこそ、先ずは全員が同じ方向を向くべき、会社としての目標・ゴールを設定し、それを最優先事項として認識し行動すれば、部署間の壁から生まれる無駄なロスを、少しは避ける事ができるのではないでしょうか。

6月 19, 2012

分りやすさと、具体的なもの


会社案内を制作してると必ず「実際は会社案内は、あまり使わない。強いて言えば使うのは沿革や概要が必要なときと、あとは仕事の実績を見せたいとき」というような意見を、その会社の社員さんの最低一人からは聞かされます。

理由を聞くと「具体的だから相手も分りやすい(だろう)」という事なんですが、本当にそれで、お客様はその会社を “分って” くれているのでしょうか。

お話を聞いていると「あとは、会社としての実績や、個別の提案書、そしてそれに関連したパンフレットで説明するから」という感じみたいです。 確かにそれで済んでしまう場合も多いでしょうし、その実績が競合他社と差別化された特徴的なものでしたら相手も判断は速いと思います。

確かに改めて思い出してみると私自身もよく知らない企業のホームページなどを見る時、まずは、どんな商品、どんなサービスを提供してきた会社なのか?を足がかりとして、その企業を知る作業を始めていることに思いあたります。実態がそこにあるということを無意識にであっても知っているからですよね。

ですが、そこで特徴的な他社と差別化されたものが見つからなければ、そこまでで調べるのを止めてしまうということもありません。
もちろん、その商品やサービスが箸にも棒にもひっかからないほど酷いものだったとしたら別ですが・・・。
みなさんも、競合と比較検討出来る何かに行き着く間で、それを見つけようとするでしょう。
そしてたいして決定的な差が見つからない場合、結局、価格での比較になってしまったり。

このことからも分る様に、その会社の提供しているもの、つまり商品やサービスで競合と差別化されているというのは一番望ましく人にとって分りやすい状態だとは思います。
ですが実際は、そこではなかなか決定的な差別化がはかれないという事も多いのではないでしょうか。

相手に分ってもらおうとして、出来るだけ具体的なものを見せようとした結果、逆に人々を混乱に陥れてしまうといった状況です。

そもそも “分ってもらう” というのは、どういう状態を指しているのでしょうか。
一つは “信頼とか安心感を持ってもらう” という事ですよね。そして、“自分たちの製品やサービスを選ぶべき理由としての競合との差を知ってもらう" という事ではないでしょうか。その為の情報を提示するという事ですよね。

例を会社案内の話しに戻したいと思いますが、最初に書いたような意見を言われる方に、続けてお聞きすると、

「夢みたいなモヤッとした理念とかビジョンとかがいろいろ書かれてても意味わからないんだよなぁ」

といった話に続いていくことが多かったりします。その通りですよね。

もしあなたの会社が「私たちは◯◯な会社です!」と言っていて、それがモヤッと感じたら、それはきちんと差別化されたものとして作られていないか、具体的にどういう行動になって表れるものなのかまで、まだ落とし込まれてないか、単に表現を失敗してるかではないでしょうか。

つまり、こういったものが “具体的” じゃないから意味が無い。のではなく、 “具体的” で “差別化” されていない、ビジョンだとかプロミスと称されたものが意味がないのだと思うんです。
そしてデザインもメッセージもですが、全てがそれを感じられる様に表現されているべきですよね。

沿革や概要、そして実績などは、たまたま目の前に有る具体的なものというだけで、本当に必要なものは、会社を他社と差別化して分りやすく表現した具体的な “姿” なのではないでしょうか。

6月 01, 2012

デザイン経営とキーワードで思ったこと


最近になって立派な方々も「デザイン経営」必要!というような事を言い始めている様ですが、例えまだ一部であってもデザインとは関係無かった方々からそのような声が上がる様になったというのは非常に喜ばしい事だと思います。

今だけの旬なキーワードとして消費してしまうのではなく、ぜひ今後も続けて言い続けて欲しいなぁと思っています。