いつか自分もそういう広告や販促のアイデアを出したり企画を立て
世間をあっと言わせたい。ものすごいヒットを飛ばしたい。
まぁ、ほとんどの人が、そう思ってますよね。
でも、意外と普通のことを普通にやるっていうのが結構難しかったり。
実際、普通にさえ出来ていないってのは街中に溢れてますからね。
普通に出来ただけでかなり高得点になったりするんですね。
ま、それじゃあレベル低いんでね、もうちょっと高いところを見るってことにして、
私たちの仕事で考えてみました。 よく
”素晴らしいアイデアは既存の何かと何かの誰も気付かなかった組合せから生まれる”
なんて言われますよね、ホントそうだと思います。
もっと言うと普通のことがちゃんと出来ていて、プラス、
何か新しいことが少しだけ加わっているだけで、凄いアイデアにガラっと変わったり
しますしね。
でも、デザインやコピーなんかの、いわゆる表現ってものにそれを置き換えると、
実は、あまり当てはまらないのかなぁって思うんですね。
下手すると蛇足によって単にちぐはぐしたもの、あるいは全然ターゲットに伝わらない
ものになっちゃたりもしますし。
そもそも“飛び抜けた表現”っていうのは表現のレベルでごにょごにょやっただけで
生まれる様なもんじゃないと思うんですよ。
その前段階の、方向性やコンセプトの出来で、ほぼ決まっちゃうんですよね。
そういう意味で、それらを導き出す基になる広告計画や販促計画の段階で
知らず知らずにその可能性を削ぎ落としちゃってる場合もあったり。
基の部分が今イチだったら、
表現だけでゴニョゴニョ頑張ったところでそれは
“なんとか取り繕う”“見た目で誤摩化す”ってこと
にしか、ならないわけで当然、大して効果なんて生まれないでしょ?
いくら優秀なクリエイター使ったて、そういう作業をさせちゃうん
勿体無い
ですよね。
まぁ、ちがう職種の人からみたら面倒臭いところもあるかもしれないんですけど、
できるだけ初期レベルの企画段階からクリエイターが入るのが、
コミュニケーションの精度を上げる近道
だったりするんですけどね。
だったりするんですけどね。
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