7月 09, 2010

伝えるということ

“日々、ぼんやりと考えていることを 整理し直すことで、
自分にとっての 課題を少しでも明確にし、
解決に向けた思考ができるように“そんな気持ちで、これを書いてます。

まさに自分自身の勉強のため。

でも、ここに書くことで読んでくださる方にとっても、
「それぞれの課題の解決に繋がるヒントになったり、はっきりしていなかった問題を
顕在化させるぐらいの 役には立てたらいいな」とは、いつも思っています。
なかなか、そこまでのものになりませんけどね。

ま、そんななので、「教壇などに立ち、生徒に向かって何かを教えたり、
伝えたりという仕事をしている人は、ホント凄いな」と、常に思って いるのですが、
先日たまたま、グラフィック・デザイナーである ブルーノ・ムナーリ氏が、
米ハーバード大学において、 芸術選考ではない学生に対し行なった授業の講義録である、
デザインとヴィジュアル・コミュニケーション※2006年12月 みすず書房 という本を
読む機会がありました。

その中では、ヴィジュアル・コミュニケーションを、一旦バラバラに分解し、
その形成の原理を解明しているわけなんですが、同時にムナーリ氏の考える

デザインと芸術の違い、デザイナーとアーティストの視点や考え方の違い

が、ぽつぽつと現れていて、それもまた面白かったです。
特にその中の1つに、私の中で今まで

モヤモヤし、しっくり来ていなかったことに対し
答を出すためのヒントと思える所をみつけたり

して、いろんな意味で参考になる本でした。
ま、その“自分のもやもやに対する答え”については、次回改めて。




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