当たり前の話なんですけど、独自性っていうのは、その個人、
あるいは団体の持つ属性に基づいて表れるものですよね。
そして、それが他者に無いものであればあるほど
差別化に繋がる訳です。
逆に "平凡である" とか "売りにならない" というのは、
他者の持っていない自分たち独自のものに気付けていない
ということになります。
私はあえてここで "持っていない" ではなく "気付けていない" と書いてます。
なぜなら、そこには独自性に繋がっていくはずの何かが必ずあるはずだからです。
過去のエントリーでも、差別化に繋がる要素は必ずあるはずなので、
先ず、それらを見つける事が重要だという様な事を書きました。
※2011年6月16日木曜日 "企業の歴史、文化、空気から差別化をはかる"
先ずは自分たちが現在持っていてる 、あらゆる要素を書き出してみて下さい。
その中から客観的な判断に基づいても差別化に使えそうだと思うものを
選び出してみて下さい。
一つ一つは平凡なそれらでも、併せ持つ事で
特別なものになる可能性はないでしょうか?
それらを少しだけ大きなカテゴリーにし汎用性を持たせる事で、
それは可能にならないでしょうか?
だめだったら先ほど選択しなかった要素から、次にうまくいきそうなものを
ピックアップして同じ事を思考してみて下さい。
もちろんこれらのやり方にはコツもありますが、まずはやってみるという事も大切です。
机上の論理だけで「きっとだめだ」と捨て去ってしまうのではなく、少しでも
可能性があるならチャレンジしてみる。そして、やはりだめなら次の策を試してみる
というような作業が必要です。
しっかりと独自性を築き、既に素晴らしいものとして認識されているブランドも、
一見、外見は不変なように見えて、たえまぬチャレンジを繰り返し変化しつつ
今に至っているという話は書籍をあたっただけでも数々巡り会いますしね。
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