これは、顧客が保持する企業のブランドイメージと、
VI(ヴィジュアル・アイデンティティ)等を発信する
企業側の規則の話です。
前回書きましたが、ブランディングの大切な役割の一つには、
複雑なものを如何に、すっきりと分かりやすく伝えるか?
があります。
VIも当然、同じように、そのアイデンティティを分かりやすく、
伝わりやすいものにしなければなりません。
なので、必然的に複雑化つまり分かりづらくなるのを避けるための
ガイドラインがきっちりと設けられるという訳です。
とはいっても
「出来ることが限られ、味も素っ気も無いのは自分たちには合わない」
という企業や商品も当然あるでしょうし実際にありますよね。
仮に、少し人間っぽく(笑)、
表現における幅を広めにとる
とします。そうなるとどうなるでしょう?
それはあくまでも演出された "自由" であって、本当に自由奔放に
「何をやっても個性なのだからOK」という訳ではないですから、
当然そのガイドラインについても、シンプルなものに比べ、更に厳しく、
細かいところまで決まっているものになって行くのです。
そうです、その自由なイメージを、出来るだけ分りやすく
相手に伝えるためにですよね。
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