6月 17, 2011

差別化

前回を引き継ぎ、差別化についてもう少し。

"提供者であるメーカーの歴史や理念、
働く人たちの意識や物の見方など企業の空気や文化から
差別化の要素を見つけ、
それが魅力的に見える場所へ
対象(顧客/ターゲット)を連れ出す”

簡単に言うと、 あらゆる材料を洗い出し、その中から
"ライバルとの違いを見つけ、それを対象(顧客/ターゲット)に
「魅力的だ」と感じてもらう” ということですが、

もう一つ、城壁のある意図した ”一方向だけ" を壊すというのは、

"自分たちの強みを出来るだけ特化して打ち出す" という意味もあります。

「なんでも出来ます!なんでもあります!」では、
安売りと同じで、ライバルが同じ戦略をとれるのでダメ。

それをいうのであれば

「何に関しても幅広く、私たちは "こう出来ます" 」
「色々なものを幅広く、私たちは "このポリシーで揃えています" 」

であり、この

 "こう出来ます" や "このポリシーで揃えています" が
大切

というわけですね。



※参考 2011年4月 海と月社:独自性の発見 著 ジャック・トラウト 他


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