いくつか前のエントリーで私は、現在提供している商品や
サービスが、ごく平凡で多くの類似品を持ち、それ自体が
本質的な独自性の無いものであっても、その提供者である
メーカーの成り立ちや歴史、あるいは理念・イデオロギー、
更に、そこで働く人たちの意識や物の見方の傾向から作られる
企業の空気や文化の中に、自分たちを他者と差別化するための
素材があるのでは?と書きました。
その商品やサービスを提供者自身で作っている以上、
その企業の属性と密着していますもんね。
「いや、会社自体が地味で平凡などこにでもあるようなものだから・・・」
本当ですか?
作っている人は?場所は?歴史は?どんな雰囲気のなかで作られてますか?
「そんなものなんの売りにもならない」ですか?
何も無いより良いんじゃないですかね。
それが売りになるところを見つけるなり、作るなりする
というのはダメでしょうか?
壁の壊すべき方向は、その方向へ向いていなければならないということですね。
その場所へ中の人を連れ出すわけです。
もちろん、簡単ではないです。
結果的に、そんな場所が見つからない事も作れない可能性もあります。
でもそれは、挑戦しない理由にはなりませんよね。
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